最終更新日:2021.11.20
サーフィンは一生を共に過ごすことが出来る素晴らしいスポーツです。しかし、このサーフィンは中毒性が非常に強いために、適度な距離を保つには難しい趣味となります。ハマってしまうと後戻りが非常に困難となるでしょう。
今回は、ある意味とても危険な趣味となる「サーフィン」についてです。サーフィンにハマると様々な問題がもれなく発生します。しかし、サーフィンをやめるという選択肢はありません。今回の記事は、これからサーフィンを始めようと思っているあなたの未来を写しているかもしれません。
サーフィンにハマった者にもれなく発生する問題の数々
サーフィンは上達が非常に遅いスポーツです。なので、自身がどれだけ海に通ったかが自身の成長に大きく影響を及ぼすでしょう。またサーフィンは一度ハマると、中毒性が強いことから様々な問題を引き連れてきます。それも、もれなくです。
● 波が気になる
● 仕事したくなくなる
● 恋人と上手くいかなくなる
● ノーサーフでストレスが溜まる
サーフィンにハマると、その大小はあっても、もれなく上記の問題が起こるでしょう。人によっては仕事を辞めたり、恋人と別れたりといった極端なサーフィン馬鹿もいるかもしれません。要は、以前とは生活のリズムがガラッと変わってしまうからだと思います。
サーフィンを続けていると、もれなくこのような問題が発生しますが、その対処方法は人それぞれでしょう。例えば、朝一に海に入って仕事へ出かけたり、休日の昼間はサーフィンしても、夜はバッチリ恋人との時間を大切にしたり、または一緒に海に出かけたりもするでしょう。
サーフィンにハマると必ず、このような問題が発生します。ですが、サーフィンを辞めるという選択肢は見つからないでしょう。であれば、上手にこういった問題とも付き合って行くしかないのです。とはいえ多くの場合で、その解決策は見いだせるハズです。海を中心にしながらも自分のスタイルを崩さない。それがポイントかも知れません。
サーフィンをやめる場合のパターンは2つ
● 初心者の段階でやめてしまう
● 病気やケガなどで出来なくなってやめてしまう
サーフィンをやめてしまう場合の多くが、初心者を抜け出す前にやめてしまうようです。そもそも海に通うのが面倒になったり、パドルもままならなかったりして、自身には無理だと感じて楽しみを見出す前にやめてしまうパターンです。
もう一つは病気やケガを原因として、サーフィンを続けることが困難になるケースです。本人の意思に反してやめなければならないこういった理由はつらいものがありますね。そうならない為にも自身の健康や体型にも気を配るようになるでしょう。
サーフィンを始めて超初心者を脱したサーファーは、飽きてやめるということはまずありません。この飽きるということは、サーフィンの世界では当てはまらないのではないでしょうか。初心者を脱した者は例外なくサーフィジャンキーとなるでしょう。
それでもサーフィンをやめられない理由
● 気持ちよさを脳が覚えている
● サーフィンにかわる刺激がない
● 海や波のコンディションが毎回違う
● 何しろ飽きない
● 上達が遅いから
サーフジャンキーという言葉があるように、サーフィンの気持ちよさを脳が覚えていることが、最もサーフィンをやめられない理由となるでしょう。波の上を滑るあの独特の感覚は、サーフィン以外では得難いものなのです。
また場合によっては、サーフィン独特のスリルも自身の体験として脳に刻まれることも、サーフィンをやめられない原因となるでしょう。人間の体は脳に支配されています。アドレナリンやドーパミンをはじめ、サーフィン後にはセロトニンなどの幸せホルモンが分泌され、心とカラダが満たされた気持ちに包まれることなんかがあるでしょう。
サーフィンは海を相手に行うスポーツです。なので、その海や波のコンディションはプールとは違って、いつも同じではありません。飽きることがないのです。さらに上達が遅いからこそ、自身のちょっとした成長をモロに感じることができます。
例えば、小さい波でもアウトにパドルアウトして波待ち出来るようになるだけでも、本人にとっては物凄い成長だったりする訳です。サーフィンは上達が遅いからこそ、次へのステップが無限にと言って良いくらいに続いていくのです。
まとめ:一度でもサーフィンにハマると良い意味で抜け出せない!
サーフィンの魅力に一度でも触れてしまうと、それはもう後戻りできません。しかし、サーフィンは一生を共にできる素晴らしいスポーツであり、最高の趣味となるものです。
サーフィンを始めた頃は、すべてががむしゃらで周りも見えていないでしょう。時には失笑されることもあるでしょう。しかし、ある一定の時期を過ぎると自身の立ち位置をしっかりと理解する時が訪れます。その時は、もうすでに後戻りはできない場所にきています。
サーフィン大国オーストラリアのサーフスターで元ワールドチャンピオンのミック・ファニングは、ワールドツアーからの引退を発表した際に「I’m just gonna go and go surfing」とコメントしていました。
直訳すると「引退してサーフィンに行く」と言う意味ですが、一般サーファーの一生分以上の波に乗ったプロサーファーでもコレです。この言葉が、サーフィンのすべてを物語っているように私には聞こえます。
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