最終更新日:2020.2.23
サーファーにとっての相棒は何だろう…。多くのサーファーにとっては、サーフボードとウエットスーツかもししれません。が…私にとって、ボードやウエットは道具であって相棒ではありません。相棒と呼べるのは「クルマ」だけです。
サーフィン…それ自体はとても素晴らしいスポーツです。しかし、ビーチフロントの恵まれた環境でサーフィンライフを送られる一部の方は別として、多くのサーファーにとってのクルマは必須アイテムです。
サーファーにとってのクルマは、単なる道具などではなく、自分自身の生き方やスタイルを表すモノかもしれません。
スタイルは自分好みのモデルを選ぶ!
サーフィンをするためのクルマはまさに相棒です。波を求めて自由に移動できることは重要なポイントであると同時に、もはやクルマもサーフィンの一部と思えるほどの存在です。だからこそ、サーフィンのためのクルマについてもこだわりたいのがサーファーです。
サーフィンは一度、ボードやウエットなどの道具を揃えた後はスノボや釣りとは違い、サーフィン自体にほとんどお金はかかりません。但し、ポイントまでの移動に消費する交通費(ガソリン代)が最大の敵となります。なので、最近流行りのエコなクルマに乗り替えるのもサーフスタイル的にも好循環をもたらすしますが、サーファーにおけるクルマ選びは人それぞれです。
これまで私は、サーフィンを始めてから5台のクルマを乗り換えましたが、そのうち4台はLサイズのステーションワゴンをチョイスしてきました。何より、あのスタイリングが好きです。ガチなサーファーほどワンボックスタイプのクルマを好むようですが、どうもあの乗車姿勢とスタイリングが私的には好きにはなれません。さらに、そのガチ度が伝わるのも私的にはマイナスな感じを受けてしまいます…。
結局は、自分が好みならばどんな車でも良いのです。「どのクルマに乗っているか」よりも「そのクルマが、その人のライフスタイルや考え方に似合っているかどうか」ではないかと思います。スタイリッシュなサーフィンをする人は、総じてスタイリッシュなクルマのリアゲートの扉を開けているように感じるの私だけでしょうか…。
ボードを中積み出来るクルマを選ぶ
サーフィンの相棒としてクルマを選ぶなら、自分の使うサーフボードが中に積めること。そこは必須の項目です。サーフィンの相棒としてチョイスする場合には、自分のサーフボードが車内に入る車を選びたいものです。ルーフキャリアにボードを載せてるサーファーは最近ではほとんど見かけませんし、レンタカーや軽自動車でも中積みしてきますしね。
そしてよくあるのが、明け方のグッドウェーブを狙って、サーフポイントの近くで前泊することもよくあります。そんな時は後部座席を倒して、荷室とキャビンをフラットにすれば、波乗りに備えて休むこともできます。そのような造りのクルマ選びも相棒選びのポイントの一つとなるでしょう。
ボードがフラットに中積みできるクルマというものは、必然的に人も休める造りのクルマだということ。サーフィンのスタイル同様に、自分らしいスタイルを持って、さり気なくそれを感じさせるセンスの良さで、自分らしい1台を選びたいものです。
トリップ中のクルマのトラブルも旅の良い思い出かも・・・
自分らしくこだわりをもってチョイスした相棒も所詮は工業製品です。なので、完璧なクルマというものは存在していません。新車・中古車を問わず、さらには国産車であろうと輸入車であろうと同じです。なので、トラブルのリスクは同等に存在しています。ただ、「国産車が安心だ」というその程度の事に過ぎないと個人的には思っています。
とはいっても、いつものホームポイントならまだしも、トリップ先でのクルマのトラブルは避けたいもの。数年前のゴールデンウイークでのトリップの帰り道、突然のトラブルに見舞われ自力走行が出来なくなったことが私にもあります。さすがに、この時は焦りましたね…。
こういった場合は当然ながら、現地で積載車の手配をしなければなりません。とはいえ、このようなトラブルも今では保険で対応してもらえるから安心ですし、この時の積載車のお兄さんが気さくで面白く、最寄りのディーラーまでの100km(汗)の道中も退屈することなく、トリップ先での良い思い出として思い出されます。
最後に
「もっと海に行きたくなるクルマ」こそ、サーフィンに向いたクルマではないでしょうか。波待ちさえ楽しめるクルマ。でも、サーフィンが出来れば、どんなクルマであっても、それはそれで楽しいに違いはない。
サーフィンのためのクルマを選ぶということは、サーフィンの楽しさを倍増させるだけではなく、人生そのものを選ぶことなのかもしれません…。
この記事へのコメントはありません。