ダイエット中の停滞期にやってはいけない3つのこと【原因・対処方法】

体脂肪や体重を減らそうと思ってダイエットを行う人が増えてきました。このダイエットはスタートさせてすぐは、順調に体重や体脂肪も落ちるものですが、しばらくすると体重も体脂肪も減らなくなることがあります。

同じような食事制限やトレーニングをしているのに、どうして体重や体脂肪が減らなくなるのでしょうか?こちらでは、このダイエット中に必ず訪れる「停滞期」について、その原因から対処方法までのまとめページとなっています。




 

ダイエット中の「停滞期」の原因

● 身体がその環境に適応する
● 身体が消費カロリーを抑える

ダイエット中の「停滞期」は誰でも必ず訪れることになります。この「停滞期」の原因となるのが上記2つとなります。そもそも人間の身体はその環境に適した身体になろうとしています。この身体の適応力が「停滞期」を招くそもそもの原因となります。

ダイエットの基本は、摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことが重要です。しかしダイエットがある程度進行していくと、この少ない摂取カロリーに身体自身がその環境に対応して、消費カロリーを抑えようとする自己防衛が働きます。

少ない摂取カロリーなら少ない消費カロリーに抑えようと身体自身が働いてしまうということです。なので、ダイエット中の「停滞期」は身体がその環境に慣れたことで、その環境に対応して身体自身が消費カロリーを抑える身体へと変わってしまったということなのです。




ダイエット中の「停滞期」でやってはいけないこと3つ!


ダイエット中に「停滞期」に陥ってしまうと、多くの場合で下記3つのことを間違った知識のもとで行う場合が多いようです。ですが、下記のようなことを「停滞期」では絶対に行ってはいけません。

摂取カロリーをさらに減らす

ダイエット中の「停滞期」に摂取カロリーをさらに減らしてしまうと、身体は逆にそれにどんどん適応してしまいます。ダイエット中に摂取カロリーを減らすと、さらに少ないカロリーで維持しようと身体自身がしてしまいます。

となると、摂取カロリーを減らしているのに、「全然体重が減らない…」「体脂肪が減らない…」ということになってしまいます。なので、ダイエット中に摂取カロリーをさらに減らすといった行為は絶対にやっていけません。

消費カロリーをさらに増やす

消費カロリーを増やそうと思ってトレーニングや運動を増やすことも「停滞期」には行わないほうが無難です。というのも、ダイエット中は摂取カロリーが少ないハズです。この少ない栄養しかない状態ではトレーニング後の回復も遅れてしまいます。

この回復が遅れている状態でトレーニングや運動を増やしてしまうと、筋肉もどんどん落ちてしまって体調も崩しがちとなってしまいます。ダイエット中のトレーニングが原因で風邪をひいたりするのは、免疫細胞に回すエネルギーが減少していることが原因です。

ダイエット中にトレーニングや運動を増やすということは、オーバートレーニングに注意する必要があるでしょう。特にダイエット中に摂取カロリーが少ないのに消費カロリーをさらに増やしてしまうのは、オーバートレーニングと身体の免疫力のためにも良いことではないようです。

糖質と脂質を摂らないようにする

ダイエット中はタンパク質メインの食事内容になることが多いですが、このタンパク質だけを摂取するのも「停滞期」では良いことではありません。というのも、糖質も脂質も摂らない身体ではタンパク質をエネルギーに変えようとするからです。

ということは、筋肉を分解しやすい状態を作り上げてしまっているということになります。このような状態になってしまうと、筋肉が分解されてしまいます。その結果として代謝が落ちて体脂肪も落ちないということになってしまうのです。




ダイエット中の「停滞期」を抜け出す方法3つ!

● チートデイを入れる(代謝をもとに戻す)
● トレーニング(運動)の頻度のみを上げる
● 糖質・脂質のどちらかは摂る

ダイエット中の「停滞期」を抜け出すためには上記3つのこと意識することが大切です。ダイエット中の「停滞期」のそもそもの原因は、少ない摂取カロリーに対して身体が適応して消費カロリーを抑えることにあります。

なので、このような環境を一度リセットしてあげることが最も最適な「停滞期」を抜け出す方法となります。そこで重要なのが「チートデイ」を設けるということです。「停滞期」だと感じたら、1日程度は多めの食事をしてみるのが効果的です。

少ないカロリーで抑えようとしている身体にドカッと栄養を入れることで、低くなった代謝をもとに戻すことができます。具体的には基礎体温から0,2度以上下がっているようならば、代謝も下がっていますので多めの食事を摂って基礎体温と代謝を高めるようにすると良いでしょう。

そして、トレーニングや運動の頻度を上げることも「停滞期」には有効な手段となります。例えば、週1回なら2回、週2回なら3回といったようにトレーニングや運動の頻度を上げることでも「停滞期」を抜け出すことが可能となります。

但し、1回のトレーニングや運動の時間を減らすことが前提となります。トレーニングや運動の頻度も時間も上げていては、少ないカロリーのダイエット中では逆効果となってしまいます。

なので、トータルのトレーニング時間を減らしながら、トレーニングの頻度を上げることがポイントとなります。トレーニング後の代謝アップが週1回よりも2回、2回よりも3回といったように代謝アップの頻度を上げることが有効だということなのです。

また、ダイエット中の「停滞期」で糖質も脂質も摂らない食事制限を行うのはこれも逆効果です。タンパク質メインの食事でありながら、糖質もしくは脂質のどちらかはしっかりと摂るようにしなければなりません。

糖質も脂質両方を減らすのではなく、タンパク質と糖質もしくはタンパク質と脂質といったように、糖質と脂質のどちらかは必ず摂るといった食事が重要です。糖質と脂質のどちらかを必ず摂ることで、筋肉を分解することなくエネルギーを得ることができます。

まとめ:停滞期のメカニズムを知って対処する


こちらのページではダイエット中の「停滞期」についてお伝えしてみましたが参考になったでしょうか。今回ご紹介した「停滞期」を抜け出す方法は、ワークアウト歴4年の筆者の経験から得られた知識と実際の経験をもとにしています。

ダイエットに限らずボディメイク等でトレーニングを行っていても、同じように「停滞期」が訪れるものです。その場合の原因もすべて身体がその環境に適応することにありますが、身体の適応能力のメカニズムを理解しておくとその対処方法もまた見えてくるのではと思います。




 

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