最終更新日:2020.2.23
大分県日田市天瀬にある「高塚愛宕地蔵尊」をご存知でしょうか?1000年を超える歴史があり、病気平癒、学業成就、商売繁盛などにご利益があると評判のお地蔵さんです。私は知りませんでした。
私にとって過去最悪の年となった2018年が過ぎ去り、2019年の初詣を知る人ぞ知るあの高塚愛宕地蔵尊の噂を聞きつけ、一生に一度の願い事に行ってみました!
高塚愛宕地蔵尊に一生に一度の願い事に行って来た!
高塚愛宕地蔵尊は、大分自動車道「天瀬高塚IC」を降りるとすぐ目の前にあります。というか、この「天瀬高塚IC」は、高塚愛宕地蔵尊の為だけにあるのでは?というくらいの目と鼻の先にあります。看板の奥に見えるのが「天瀬高塚IC」です。
初めての高塚愛宕地蔵尊への参拝ということもあって、御本殿に最も近い第1・第2駐車場へは長い車列のために、第6駐車場にクルマを止めて参道の長い階段を上っていくことにしました。それにしても、沢山の参拝者で賑わっています。
参道脇には、地元の方が作られた特産物等が販売されていたりします。
参道の階段の途中にある鳥居です。この鳥居をくぐると、お土産屋さんが軒を連ねて、ご利益があるとされるお土産が沢山売られています。
参道脇のお土産屋さん奥の階段を上ると現れるのが鐘堂。まずは、この鐘を鳴らして参拝していきます。願い事を祈りながら突きましょう。
次が、手水舎。お寺と神社が混在しているみたいな感じで独特の雰囲気があります。
次に、鐘堂と手水舎からさらに階段を上ると「焼香堂」があります。年末から何故か私の肘に痛みがあって、なかなか良くならないので、重点的に痛む肘に線香の煙を受けてみました。
それでは、ご本殿にお参りします。私も含め皆さん真剣にお祈りしていました。
本殿へのお参りを済ませると、私にとってのメインイベント「おかかえ地蔵」への祈願です。この「お抱え地蔵」は、沢山の参拝者が順番待ちに並ぶ大人気のお地蔵様です。
この「おかかえ地蔵」の他にも、撫でてご利益を頂く「恵みの玉」もありますので、両手でしっかりと撫でておきました。
「おかかえ地蔵」の背後の裏手の山には、2,000体を超える地蔵さんが設置されています。それはそれは圧倒されます。シドニーオリンピックで金メダルを獲得した谷(田村)亮子さんの寄進されたお地蔵さんも安置されています。メダルらしきものを下げたお地蔵さんが谷(田村)亮子さん寄進のお地蔵さんです。
次に向かったのが「一念洞」。この「一念洞」は洞窟が作られ、沢山の地蔵が寄進されています。まずは、入り口前の「水かけ地蔵」に参拝。私の肘の痛みが良くなりますようにと、身代わりとなってくれる「水かけ地蔵」の肘を清めておきました。
「一念洞」の奥には閻魔大王と六体の地蔵が奉られています。
「一念洞」参拝の後は、社務所にて今年初めての運試しの「おみくじ」と、願い事を書いて神殿の壁のまわりに貼っておきました。私同様に、多くの人々の思いがびっしり紙に込められて貼られています。
最後に、樹齢1000年を超す銀杏の「御霊木」のパワーを頂いて参拝を終了としました。
この「御霊木」は県の天然記念物にも指定され、また子宝を望む人や、安産を祈願して妊婦さんの参拝も多いようです。
まとめ:独特の雰囲気で心が穏やかになる
高塚愛宕地蔵尊は、鳥居をくぐり神社拝殿に続くまっすぐ伸びる階段の参道の途中には、通常お寺にある鐘堂があったり、お線香をたてる箇所もあったりと一見するとお寺のようです。
ですが、奈良時代から明治時代まで続いた神仏習合が残る地蔵尊となっています。また、一生に一度願い事が叶うとして、私のようなその噂を聞きつけた全国からの参拝者が後を絶たないのだそうです。
あなたも一度、神様と仏様に心が通う高塚愛宕地蔵尊に出かけて、一生に一度のお願い事を叶えてもらってみてはいかがでしょう。
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