セカンドボードとして1年間乗り込んだDHDミニツイン2によって、ツインフィンのルースな乗り味が2ラウンド目の楽しみとして定着してくると、性格の違うツインフィンのボードが欲しくなってくるものです。
その際の基準となるのが、DHDミニツイン2よりもサイズとパワーのある波に使えるツインでフィッシュテールであることでした。この2つの要望を踏まえてチョイスしたのが、以前より気になっていたチャンネルアイランドのCI FISHです。
こちらのページでは、ツインを1年間乗り込んでツインのセカンドボード的な選択でチョイスしたCI FISHの購入レビュー記事となります。また、DHDミニツイン2とCI FISHを乗り比べて感じた、ツインフィンボードの立ち位置についてもまとめています。
CI FISH購入レビュー
今回のCI FISHはサイズとパワーのある波でも使えるように、自身の体重の43%前後となる5’4″(162.6cm)19 1/2″(49.53cm)2 1/8″(5.40cm)26Lで購入しています。
このボードサイズと浮力は頭前後から使用するDHD3DV5’7″よりも若干のオーバーフロー、胸前後までの小波用ボードとして文句なしのDHDフェニックス5’5″の27Lに対してはアンダーということで、ツイン2本目の購入動機を満たしたボードサイズとなっています。
今回もこれまでと同じく「ボード屋」からの購入です。いつものようにサーフボート専用の段ボールで厳重に梱包されての到着となっています。そして、今回はミニツイン2とは違い、典型的で美しいフィッシュテールなのでデッキパッチは貼りません。
●「サーフボード選びは適正浮力(容積:リッター数)だけを意識すればOKです」の記事を見る
CI FISHの感想
● ショートボードからの違和感ゼロ
● 一定以上のサイズとコンディションの波用
● レールの上を走っているようなドライブ感
● フロー感は少なめ
● アウトラインとフィッシュテールがお酒のつまみ?
CI FISHの率直な感想は上記の通りとなります。まず、自身の体重の43%前後のCI FISHは、メインボードとなる通常のショートボードとの違和感が全くありません。レイルも薄く最大厚2 1/8″(5.40cm)は、通常のショートボードと比べても薄いくらいです。
なので、一定以上の波でしか出番がありません。パフォーマンスボードと同じような浮力では使用するコンディションも限定的です。しかし、元々の購入目的がサイズとパワーのある波用での購入ですので特に問題とはなりません。
CI FISHは若干前めなフィン位置とターンの起点を作るフィッシュテールの影響で、レールの上を走っているようなドライブ感を楽しむことができるボードです。レイルも入れやすいから何気にクイックなターンも得意です。
但し、極端なオーバーフローではないので、ツインフィン特有のフロー感は少なめです。ツイン特有のフローを感じたい場合は、他のツイン同様にオーバーフローでのボードサイズを選択するのが良いでしょう。
CI FISHは美しいアウトラインも大きな魅力です。特に、美しい仕上げのフィッシュテールは、眺めてるだけでお酒が飲めるかも?しれません。
【CI FISH】DHDミニツイン2との違い
● ロッカーしっかりで波のサイズとパワーに関係なく使える
● 波のパワーとサイズによっては浮力不足
● カーブの伸びとクイックな回転性
● 波のコンディションに左右される
CI FISHを購入したのは、自身初のツインフィンとなったDHDミニツイン2を乗り込んだからですが、その違いとして上記のような感想を持っています。まず、CI FISHはミニツイン2では対応が厳しいコンディションでも問題なく使えます。というか、それ目的で購入しています。
但し、サイズ不足パワー不足のコンディションでは出番がありません。そういったコンディションではオーバーフローが推奨され、実際にオーバーフローで購入したミニツイン2が最良の選択となります。完全に使い分けれる状態だと言えます。
尚、フラットデッキのミニツイン2と比較してレイルも薄いCI FISHは、クイックな回転性とカーブの伸びの良さに違いを感じることができます。このような両者の違いはレイル形状の違い、テイル形状の違いが影響しているのかもしれません。
結果、CI FISHは波のコンディションに左右されるボードだと言えます。小さい波やオンショアコンディションでは出番がありません。むしろ小波専用として購入したミニツイン2の方が出番的にはありそうです。
とはいえ、サイズがあってクリーンなCI FISHを使えるコンディションでは最高に楽しいボードとなります。ターンの伸びとドライブ感は手持ちのボードでは味わえない楽しさがあります。その日のサーフを笑顔にしてくれます。
ツインフィンボードの立ち位置
● ショートボーダーで中級者以上
● メインボードにはなり得ない
● 面ツルのコンディションのみ
● 3番手からのボード
ここまで、ツインフィンについてポジティブなことばかりだったかもしれませんが、現実は良いことばかりではありません。ショートボーダーにとってのツインフィンは、難しい立ち位置となる場合が少なくありません。
まず、ツインフィンは中級者以上の者でなければ楽しくはないでしょう。ツインフィンの特徴はターンとカーブをしながら乗り繋ぐ性格のボードとなります。なので、自身の意思でカーブを描ける中級者以上のスキルが必要となります。
但し、ツインフィンはショートボーダーにとってのメインボードにはなりません。パフォーマンスボードには敵わないからです。ツインフィンはツインの乗り方や得意とする動きというものがあります。
ツインフィンはセンターフィンがないので、パフォーマンスボードのようなタメの効いたボトムターンや縦への動きが得意ではありません。大きなラインで横への動きが最もらしくなります。
また、面ツルのコンディションのみでの出番となります。オンショアでのコブができるようなコンディションでは、センターフィンがコブを切って進むトライフィンとは違い、センターフィンがないツインフィンはもろにコブを拾います。楽しくありません。
そもそもツインフィンはメインボードにはならないので、小波用ショートボードの次あたりに位置するボードとなるので、3番手以降のボードということになるのではと思います。もしくは、メインボードの次の小波用と割り切る場合は2番手となることもあるかもです。
以上が筆者が感じるツインフィンの立ち位置となりますがどうでしょうか?ツインに適したコンディションに恵まれた地域の方、もしくは3番手以降でもツインを持ちたいと思われる方以外には厳しい現実かもしれません。
また、ツインフィンのボードはコレ1本でOKとはならないので、サーフィンに出かける度に2〜3本のボードをクルマに積んで行く必要があるので面倒に感じる場合も少なくないでしょう。
しかし、サイズがあって厚いブレイクの面ツルのコンディションでは、コレ以上に楽しいボードがないのも事実です。波のコンディション次第では本当に最高です。
【ボード屋】特徴とお得情報
● オーストラリア直輸入
● 最短翌日お届け
● 最安値
● 安心・安全な丁寧な梱包
● 返品:交換OK
● ポイントバック
今回のCI FISHも「ボード屋」からの購入ですが、この「ボード屋」はその大きな特徴として上記6つがあります。ボード屋はオーストラリアの各ボードファクトリーから直接買い付けて日本に輸出しています。
なので、中間業者を挟まず自社で管理・販売までを行うことから、激安価格で世界トップブランドのサーフボードを手に入れることができます。また、日本国内に到着済みのボードも販売しているので、ストックボードのオーダー後は最短翌日のお届けが可能です。今回の3DVもオーダー後2日で手元に届いています。
そして、ボード屋は返品・交換にも対応してくれますので、ネット購入が不安な方にとっては大きな安心材料となるでしょう。また、購入価格に応じて付与されるポイントもリピーター獲得の大きな要因となっています。
この通常購入で付与されるポイント以外にも、下記のポイントをゲットすることで、さらにお得な購入へと繋げることができるでしょう。
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「お客様の声」や「レビュー」で獲得できる計1,500ポイントは投稿しなければ獲得できませんが「紹介キャンペーン」を利用することで難なく1,00ポイントは獲得することができます。
この「紹介キャンペーン」は、既に「ボード屋」で購入した会員からの紹介で適用されるようになっていますので、ボード屋に会員登録された友人・知人がいらっしゃる場合は、その友人・知人の名前と会員番号を入力することでポイントが付与されます。
または、そういった友人・知人がいない場合でも当ブログを紹介者として利用することで、1,000ポイントをゲットすることができますので利用してみてはと思います。尚、紹介者の記入は「発送・支払い方法」入力画面にある「紹介者氏名(フルネーム) + 会員番号」に記入すればOKです。
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まとめ:ツインフィンも同じ性格ではない
最近流行りのツインフィンのボードは、メインボードでは味わえない乗り味を提供してくれたり、コンディションによってはメインボード以上の楽しさを感じさせてくれるものです。
決してパフォーマンスボードを凌ぐようなメインボードにはなり難いツインフィンでも、ツイン特有のカーブとターンの感覚はメインボードでは得られない大きな魅力となるものです。また、その日のサーフィンに彩りを与えてくれます。
但し、ツインフィンは「乗ってみたいな〜」と思って買うものでもないように思います。また、「ショートボードみたいにパフォーマンスしたいなぁ〜」と思うのも違うように感じます。
ツインは波を選びます。ツインに適した波のポイントに出かけることが多かったり、2ラウンド目以降に使いたい等、明確な理由での購入が良いように思います。
尚、ツインフィンのボードを1本だけ持つとした場合で、尚且つ失敗したくないとなれば、自身の体重45%以上(オーバーフロー)の浮力のあるボードがオススメです。また、ショートとは乗り味が違うようなアウトラインのツインが良いのではないでしょうか。
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