最終更新日:2020.1.26
世界中のブログやサイト運営を行っている人のほとんどが、「ワードプレス」というホームページ作成ツールを使うのが、今ではもっともポピュラーな方法となっています。
この「ワードプレス」には、「テーマ」と呼ばれるテンプレートがあります。この「テーマ」の違いがブログや、サイトの見栄えやユーザビリティに大きく影響することになります。
当ブログもユーザビリティとイメージチェンジを兼ねて、これまでの「Emanon Pro」から「ANGEL」へとテーマ変更を行ってみました。今回は「ワードプレス」のテンプレート「テーマ」に関する記事となります。
【ワードプレス】TCD「ANGEL」に変更、その特徴と商品概要
TCDワードプレステーマ「ANGEL」の特徴
・個人起業家のパーソナル・ブランディング向けテーマ
・共感を呼ぶ魅力的な記事ページ
・画像とバナーコンテンツを組み合わせて表示できるトップヘッダー
・ダブルヘッダーメニュー
・レスポンシブ対応(PC、タブレット・ミニタブレット・スマホ)
・ヘッダーバーの追従表示・固定表示の選択機能(PC/スマホ)
・一括で配色を変更できるカスタムカラー機能(メイン・リンク色)
・独自のテーマオプション機能を搭載した高性能な管理画面
・テンプレートの領域をはるかに超越した美しいデザイン
当ブログも長い間、その使い勝手とカスタマイズの容易さから、ワードプレス有料テーマ「Emanon Pro」を使用していましたが、ユーザビリティのアップとイメージチェンジを兼ねて、「TCD」の有料テーマ「ANGEL」へと変更してみました。
この「TCD」の「ANGEL」はTCDワードプレステーマの中でも、シンプルなのにサイト訪問者にインパクトを与える個性的なテーマです。特に、縦に動くヘッダーと2分割のダブルヘッダー機能が、センシティブで広がりのあるレイアウトを実現しています。
とにかくTCDでラインナップされているテーマはすべて、その美しいデザインで圧倒的な見た目の良さにこだわって作られたテーマばかりです。また、「ブロガー向け」「コーポレートサイト向け」「ホテル・レストラン・サロン向け」「女性向け」「マガジンサイト向け」「メディア向け」など、その使用目的別にもテーマ開発が行われています。
今回は、初めてのTCDワードプレステーマ「ANGEL」へとテーマ変更を行いましたが、とても美しくユーザビリティに優れた秀逸なワードプレステーマです。TCDは高額なワードプレステーマが多いですが、「ANGEL」は数年前デビューのテーマということもあって、お求めやすい価格なのも大きな高評価ポイントになるでしょう。
【TCD】ワードプレステーマ「ANGEL」商品概要
【TCD】wordpressテーマ「ANGEL」商品概要
【商品内容】WordPressテーマ 一式・ダウンロードサイト(解説マニュアル、Q&A集)
【販売価格】12,980円(税込)
【開発・販売】株式会社デザインプラス
【本社】大阪府大阪市北区大深町3-40-1311
【代表者】中田 俊行
【URL】https://design-plus.info/
【事業内容】Wordpressテーマの開発・販売、インターネットメディア事業
【ワードプレス】TCD「ANGEL」に変更して良かったこと
同じメインカラーを使っているのに、テーマが違うと印象がガラッと変わるのが分かると思います。「ANGEL」の特徴的なヘッダーの影響もあって、インパクトあるファーストビューになっています。
「Emanon Pro」はブログ新着記事を読んでいただくには、とても適したワードプレスプレステーマなのですが、ある程度の記事数と複数のカテゴリーが存在する場合には、そのユーザビリティに若干の不安を感じてしまいます。
一方の「ANGEL」は、2分割のヘッダーと「おすすめ記事」や特定の記事をアピールする「PICK UP記事」、さらに過去記事の積極的な訴求など、訪問者を飽きさせない仕掛けが施されたユーザビリティに秀でたワードプレステーマとなっています。
また、TCDワードプレステーマに共通する美しいデザインが、ブログ運営の楽しさを倍増させそうです。但し、TCDワードプレステーマにはTCDオリジナルのカスママイズ方法もあって、他のワードプレステーマとは違った操作性や仕組みも存在しているようです。
【ワードプレス】TCD「ANGEL」に変更した時の注意点2つ
・h2、h3などの見出しタグが他のワードプレステーマとは違う
・変更前のテーマのウィジェットを引き継いでしまう
今回は初めてのTCDワードプレステーマへの変更を行いましたが、このTCDワードプレステーマはTCD独自仕様が施されたテーマとなっているようで、これまで無料・有料を含めて10数種類のワードプレステーマを使用してきた私でも、上記2つの経験は初めてでした。
まず、記事中には見出しタグを挿入するのですが、このh2やh3の見出しタグがTCDテーマの独自タグとなっている点です。通常はどのワードプレステーマへの変更であっても、変更前のテーマのh2やh3の見出しタグは引き継がれるものですが、TCDのテーマでは文字の大きさの違いだけとなってしまい、見出しとしての役割をはたしていないのです。
したがって、このh2やh3の見出しタグをTCDオリジナルの見出しタグ「h3見出しa」「h3見出しb」といったように、h3~h5までの見出しタグに書き換える必要があります。尚、TCDのテーマには「h2見出し」タグはありません。また、この見出しタグにはaとbの2種類のデザイン違いのタグが存在しています。
この見出しタグの書き換えは一括での変更方法が存在しないために、すべて手打ちで書き換える必要があります。他のワープレステーマからTCDワードプレステーマへ変更する場合の大きな障害が、このタグの書き換え作業ではないでしょうか。ある程度の記事数を投入したブログやサイトでは、とても面倒な作業となるでしょう。
*ワードプレスの公式プラグイン「Search Regex」で一括変換が行えます。しかし、今回は使用せず手打ち対応を行いました。
次に「ANGEL」にテーマ変更を行ったら、変更前の「Emanon Pro」のサイドバーが「ANGEL」のトップページ下部中央に表示される不具合がありました。この件についてサポートに問い合わせた結果、「変更前のテーマのサイドバーが引き継がれる仕様」になっているらしく、変更前の「Emanon Pro」のサイドバーの項目をすべて削除する必要もありました。
TCDワードプレステーマは独自の仕様が存在しています。とはいえ、TCDならではの美しくユーザビリティに秀でたテーマは、他のワードプレステーマを凌駕するものがあります。上記2つの不具合をもってTCDワードプレステーマの評価を大きく下げるものではないでしょうが、すべてがスムーズな移行とならないこともあるようです。
まとめ:TCD「ANGEL」は満足度が高い!但し、手打ちで変更が必要な場合も…
今回は、初のTCDワードプレステーマ「ANGEL」への変更についての感想をお伝えしてみました。ワードプレスは、そのカスタマイズ性と優れた操作性で世界中のブログやサイトで使用されるホームページ作成ツールです。
ワードプレスはテーマ変更もクリック一発で、ブログやサイトのイメージチェンジやユーザビリティの向上を簡単に図ることができます。また、ワードプレスは無料から有料まで豊富なテーマが用意されていますが、これからブログやサイト運営を行いたい方にとっては有料テーマを使ってのカスタマイズがおすすめです。
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