最初の国立公園として有名な「雲仙」は硫黄の香りが漂う温泉街でもあります。雲仙には日帰り入浴ができる日帰り温泉施設が多く存在しています。
つい最近も雲仙へ出かける用事が続いたことで、改めていくつかの日帰り温泉を利用してみて思ったのが、やはり雲仙の日帰り温泉の選択は一択でOKです。
こちらのページでは、初めての雲仙の日帰り温泉を利用するなら、他の施設をググることない一択の日帰り温泉施設をご紹介します。加えて、特異な方に向けた日帰り温泉施設もご紹介しています。
初の雲仙日帰り温泉は「子地獄温泉館」一択です
小地獄温泉館は大正8年に開館した共同浴場だそうで、その木造作りの建物は秘湯気分を醸し出す良い感じの日帰り温泉施設です。
直接湧き出た温泉が注がれる硫黄の香りに満ちた白濁の湯は、単純硫黄泉でPH4.3の弱酸性だから、入浴後のしっとりですべすべな肌触りは雲仙随一かもしれません。
肝心のお湯は15人程度が入浴できる大きめの通常温度の浴槽と、5人程度が入浴できる熱めの浴槽の2つがありますので、熱めのお湯好きにも満足度が高い温泉施設です。
浴槽の深さ的にも、腰を下ろしてちょうど首下にくるお湯なのでゆったりのんびりと入浴することができます。また、馬油シャンプーとボディーシャンプー完備なのでタオル一枚でOKなのも嬉しいポイントです。
さらに、子地獄温泉館は男女共通の休憩所も完備していますので、ご夫婦をはじめ家族連れにも満足な日帰りの温泉施設ではと思います。
営業時間 | 料金 |
---|---|
9:30〜19:00 | 大人500円(小学生以下250円/3歳以下無料) |
源泉 | 雲仙温泉(小地獄) |
泉質 | 単純硫黄温泉(硫化水素型)(低帳性 弱酸性 高温泉) |
泉温 | 63.5℃(調査時の気温/22.3度) |
適応症 | 神経痛、くじき、慢性婦人病、関節痛、冷え性、糖尿病、関節こわばり、五十肩、疲労回復、慢性皮膚病、筋肉痛、痔疾、きりきず、運動麻痺、病後回復期、動脈硬化症、うちみ、慢性消化器病、高血圧症、健康増進 |
名称:小地獄温泉館
住所:雲仙市小浜町雲仙462
TEL:0957-73-2351
とにかく熱いお湯が好きなら「湯の里温泉共同浴場」
「湯の里温泉共同浴場」は温泉街の裏通りの住宅街の入り口にあ離ます。「湯の里温泉共同浴場」はとにかくお湯が熱く楕円型の浴槽が特徴の温泉施設です。
また、この浴槽がとにかく深いのです。成人男性の胸近くまでの深さが、湯船の中での姿勢に制限が加わります。なので、ゆっくりと手足を伸ばして温泉を楽しむのとはちょっと違う印象を受けます。
というか、お湯が熱すぎるくらいなので、そもそもゆっくりと浸かることが難しいように思います。熱めのお湯好きの筆者ですが、とにかく熱すぎて1〜2分程度の入浴しかできません。
5人程度が同時に入浴できる浴槽ですが、誰かが入浴しようと入ったり、もしくは出たりするときのお湯の動きだけでも我慢できないくらいに熱いのです。
ちなみに筆者が訪れた日は気温一桁のとても寒い日だったのですが、初めて訪れたであろう中年男性と仙台から原チャリで日本一周をしているというお兄さんに至っては、あまりのお湯の熱さに驚いて入浴することなく体を洗っただけで上がっていかれました。
常連の方からお聞きしたところによると、曇った日はもっとお湯の温度が高いのだそうです。なので、今日はちょっと物足りなかったとのことでした。恐ろしや。
とにかく熱いお湯が好きな方には「湯の里温泉共同浴場」はおすすめの日帰り温泉施設です。また、入浴料の安さと23時までの営業もおすすめポイントの1つです。尚、駐車台数は4台です。
営業時間 | 料金 |
---|---|
9:30〜19:00 | 大人200円(小学生以下100円) |
源泉 | 雲仙温泉(小地獄) |
泉質 | 単純硫黄温泉(硫化水素型)(低帳性 弱酸性 高温泉) |
泉温 | 63.5℃(調査時の気温/22.3度) |
適応症 | 神経痛、くじき、慢性婦人病、関節痛、冷え性、糖尿病、関節こわばり、五十肩、疲労回復、慢性皮膚病、筋肉痛、痔疾、きりきず、運動麻痺、病後回復期、動脈硬化症、うちみ、慢性消化器病、高血圧症、健康増進 |
名称:湯の里温泉共同浴場
住所:雲仙市小浜町雲仙303-1
TEL:080-5286-2576
まとめ
雲仙は至る所から高温の温泉が湧き出され、掛け流しの温泉を楽しむことができます。アクセスは少し大変かもしれませんが、湯けむりが地獄の様に立ち登る様子は雲仙ならではです。
また、雲仙には多くのホテルや旅館などを加えれば、日帰り温泉を利用できる施設がか数多く存在していますが、ホテルや旅館を別にすれば日帰りでの温泉を楽しむならば、本ページで紹介した施設の一択だと言ってよいのではと思います。
結構な数の雲仙の日帰り温泉施設を利用しましたが、結論は「子地獄温泉館」一択です。もしも雲仙近郊へのお出かけ等の際には、こちらのページを参考に日帰り温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。