チャンネルアイランドサーフボード2024年に発売開始された話題のニューボード「ダンプスターダイバー2」をメインボードとして購入です。
これまで、日常コンディションではDHD「フェニックス」がメインボードとして活躍していましたが購入から4年程度、またフェニックスでは対応できないサイズとコンディション時ではDHD「3DV」の使用でしたが、こちらも購入から4年程度となり小波からオーバーヘッド用ボードの購入を検討していました。
こちらのページでは、小波からオーバーヘッド程度は十分に対応可能なCI「DD2」の購入レビュー記事となります。2024年話題の「DD2」の購入を検討している方には参考になるかも知れません。
CI「DD2」初乗りの感想
●テイクオフが早い
●スピードとドライブが素晴らしい
●スピードへの慣れが必要
●フィンは大きめが良い
今回購入したCI「DD2」は5’6″×19 1/8×2 5/16 26,5Lです。筆者自身のメインボードの適正リッター数に合わせて購入しています。但し、シングルコンケーブのみのモデルは初となっています。
CI「DD2」初乗りのサイズとコンディションは胸〜肩、セット頭〜オーバーヘッドの弱いサイドオフでの素晴らしいリーフブレイクとなりました。この時の特徴的な感想としては上記のような事をあげることができます。
まず、とにかくテイクオフが早いです。それに伴うスピードとドライブが素晴らしい。ボード自体が安定してドライブするから動作に余裕が生まれます。
但し、シングルコンケーブの特徴的なスピードへの慣れが必須です。1ラウンド目の多くの時間をこれに費やしました。スピードに置いていかれそうになるのです。
滑り出しの早いスピードとドライブ時のオーバースピードのような感覚は、フィンの交換で大きく改善しました。1ラウンド目は通常使用のサイズのフィンを疑いもなく装着しての入水でしたが、これが間違いだったようでした。
テイクオフ時の滑り出しとターン時のドライブにフィンが負け、オーバースピードと共にターンのきっかけを作り難いような感覚がありました。なので、「DD2」には大きめのフィンサイズを選ぶのが良いでしょう。また、ドライブ寄りのテンプレートが良いように思います。
尚、「DD2」には専用フィンの用意があるようですがFCS2の設定はありません。
CI「DD2」購入後のメリット
●持ち込むボードを減らせる
●ボードチェンジ時の違和感がなくなる
CI「DD2」購入後のメリットは持ち込むボードを減らすことができるということです。ショートボードは「DD2」1本で問題ありません。なので、2ラウンド目以降のツインなどの全く性格が違うボードの計2本があれば良いということです。
これまでは「小波専用」「オールラウンド」「ツイン」といった、サイズやコンディションに合わせて3本のボードを積載して向かうことが多かったのですが、DD2購入後はプラスしてツインモデルを加えるだけとなっています。
また、通常コンディション時では小波専用モデルの使用がメインとなっていましたが、ノーズがふっくらとした小波専用ボードからパフォーマンスボードへのボードチェンジの時の違和感が必要なくなります。これが1番のメリットかも知れません。
小波専用ボードばかり乗ってると通常モデルのショートを不安に感じる場合が少なくありませんでした。パドル時や波待ち時に感じる幅広のノーズとボリュームが視覚的にインプットされているのが原因です。
サイズアップに伴ってのボードチェンジ時に通常ショートのノーズの細さとボリュームに不安を感じてしまうのです。ですが、「DD2」購入後はこの不安が解消されます。小波専用ボードが必要なくなるからです。ショートボードは頭オーバーまで「DD2」1本です。
CI「DD2」おすすめの人
●中級者以上
●メインボードを探している人
●小波から使えるボードを探している人
●ボードチェンジ後の違和感を減らしたい人
●持ち込むボードを減らしたい人
CI「DD2」がおすすめとなるのは上記のような人です。まずは、ショートボーダー。ファンやロングボーダーには向きません。また、中級者以上が対象スキルとなるでしょう。ボードスピードに対応できるショートボーダーに最もおすすめのモデルだと思います。
特にメインボードの変更や購入を検討している人や、小波から使えるオールラウンドを求める人、小波専用ボードからオールラウンドへのボードチェンジに大きな違和感を感じていた人には一押しボードです。
または、筆者のように小波専用を引退させて持ち込みボードを減らしたいと思われる人にもおすすめできるモデルではないかと感じます。
CI「DD2」おすすめのフィン
●フレックス性が少ない硬めの素材
●ワンサイズ大きめのサイズ
CI「DD2」には上記の条件を満たすフィンがおすすめのように感じます。まず、FCS2とフューチャー共にドライブ性を重視したテンプレートが最適です。
FCS2では「ACCELERATOR」及び「CARVER」ファミリー、フューチャフィンでは「RAKE」ファミリーにラインナップされるフィンを選びましょう。
また、CI「DD2」では通常使用のフィンサイズをアップさせるのがマストです。SサイズならM、MサイズならLといった感じで大きめのフィンチョイスが最も「DD2」らしくライドする最適解となります。
尚、フューチャーフィンには「DANE DD2 デーン・レイノルズ トライフィン」の用意があります。
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まとめ:DD2はパフォーマンスボードと同等の浮力で
こちらのページでは、2024年話題のモデル「CI DD2」の初乗りと購入後の感想をまとめてみました。DD2は筆者がこれまで乗ったボードの中では、スピードとドライブ感が圧倒的なショートボードです。また、オーバーヘッドまでの出番を備えてオールラウンドに楽しめるボードは他には無いようにも思います。
メインボードの変更や購入を検討されているようであれば「CI DD2」は最適解かも知れません。尚、DD2は自身のパフォーマンスボードと同等の浮力(リッター数)での購入を強くおすすめします。
小波から使えるからといって、小波モデルのようなオーバーフローにはしないでください。DD2の浅めのシングルコンケーブから繰り出されるスピードとドライブ性能は、適正浮力でこそワークするようにセットされています。
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