カーブス(Curves)とボディーズ(Bodies)は、どちらも女性専用で30分間のサーキットトレーニングです。さらに、セミパーソナルのとてもよく似たフィットネスサービスを展開しています。
このカーブス(Curves)とボディーズ(Bodies)は多くの共通するポイントがありますが、よくよく比較すると多くの違いというものも存在します。
そこでこちらの記事では、一見すると違いが分かり難いカーブス(Curves)とボディーズ(Bodies)の違いをご紹介しています。また、それぞれの対象者についてもまとめています。
カーブスとボディーズ7つの違い
● 年齢層
● プログラム
● マシンの種類
● ダイエット効果
● 料金(会員種別)
● キャンペーン
● 店舗数・営業時間
カーブスとボディーズには上記のような7つの違いというものがあります。では、それぞれの違いを詳しくご紹介していきます。
年齢層
● カーブス:50〜70代
● ボディーズ:20〜40代
カーブスとボディーズそれぞれの会員さんの年代別が上記の通りとなっています。カーブスは60〜70代の会員さんが最も多く、次に50代が続くといった会員構成となっています。
ボディーズの会員さんの年代別は20〜30代が最も多く、次に40代が続く会員構成となっています。カーブスが年配層に支持され、ボディーズは若年層に支持されている様子がわかります。
但し、これらの割合は全国平均での年代別となっていますので、例えばショッピングモール内のカーブスでは30〜40代の会員さんが多い場合や、店舗の立地によってはボディーズであっても50代以降の会員さんが最多の店舗も少なくないでしょう。
その地域や店舗によって年齢層や雰囲気は大きく異なるため、まずは無料体験を上手に利用しながら比べてみるのが良いのではないかと思います。
● カーブス(Curves)公式サイトを見てみる
● ボディーズ(Bodies)公式サイトを見てみる
プログラム
● カーブス:サーキットトレーニングのみ
● ボディーズ:サーキットトレーニング、ゲルマニウム温浴、ヨガ、ランニング
サーキットトレーニングのみのカーブスに対して、ボディーズではゲルマニウム温浴、ヨガ、ランニング等のプログラムが用意されています。ボディーズのゲルマニウム温浴はゲルマニウム粉末を溶かした、42〜43°Cのお湯に手足を浸けることで発汗を促し、ダイエットやリフレッシュに効果的な人気のプログラムです。
また、ボディーズの各スタジオでは水曜日・日曜日の月2回開催のヨガプログラムも好評です。BASIC、RELAX、BODYMAKEの3つのプログラムで、初めての方にもヨガ経験者の方でも楽しめるレッスンが用意され、ランニングプログラムも不定期ながら開催されています。
但し、ヨガとランニングのプログラムは月会費とは別途の料金発生があります。*会員1回1,000円・ビジター1回1,500円
マシンの種類
● カーブス:12種類
● ボディーズ:8種類
カーブスとボディーズは同じ油圧式のマシンというのは共通ですが、そのマシンの種類に違いがあります。ボディーズの上半身・下半身それぞれ4種類の計8種類のマシン構成に対して、カーブスでは下半身にプラス1台、体幹を鍛えるマシンが3台構成の計12種のマシンが用意されています。
カーブスとボディーズはストレッチを含めて30分のサーキットトレーニングは同じでも、マシンの種類や対象部位に若干の違いがあります。尚、カーブスとボディーズは同じく油圧式のマシンなので、一般的なウェイトを用いたマシンではありません。
油圧式のマシンはゆっくり動かせば軽く、早く動かせば重くなるような仕組みのマシンとなります。なので、カーブスもボディーズも自分に合った負荷にするには、スピードを利用して自分に合わせて変化させる必要があります。
また、油圧式マシンは手をはなしてもゆっくりと戻っていくので、一般的なウェイトを用いたマシンとは違い、ガシャン!となることもなく、ケガの心配も必要ありません。年配者やトレーニング初心者でも安心して、トレーニングをすることができるマシンとなります。
ダイエット効果
40代:カーブスに通い出して体重が半年で4kgくらい落ちました。仕事をしているので時間が縛られているとなかなか行けないですが、カーブスは仕事帰りでも30分だし予約もいらないのが魅力です。
30代:ボディーズは綺麗な内装でおしゃれな空間だから通うのが楽しくなります。トレーニングも特にキツくないのに体重も半年で3〜4kgくらいは落ちたみたい。ゲルマニウム温浴の効果もあるのかな。
カーブスとボディーズの30分のサーキットトレーニングは、ダイエット効果に差はほとんどないようです。どちらもトレーニング時間は30分と短いですが、継続して通う人の多くがダイエット効果を実感されているようです。
尚、ボディーズにはカーブスにはない「ゲルマニウム温浴」というオプションプランがありますが、ゲルマニウム温浴が体を温めることで発汗を促し血行を良くすることで、むくみの解消とリラックス効果によってよりダイエット効果を実感することができるようです。
料金(会員種別)
区分 | カーブス | ボディーズ |
---|---|---|
入会金 | 16,500円 | 6,600円 |
事務手数料 | ー | 1,500円 |
月会費(月契約) | 7,370円 | 5,970円 |
月会費(年契約) | 6,270円 | 59,700円(一括払) |
* ボディーズには上記プラン以外にも「ゲルマニウム温浴会員(サーキットトレーニング+ゲルマニウム温浴)」、平日10:00〜17:00で利用できる「デイ会員(4,970円)」などのお得な会員プランの用意もあります。尚、ボディーズは全店舗の利用が可能です。
カーブスとボディーズの料金は上記の通りですが、とても分かりやすいカーブスの月会費に比べ、ボディーズの月会費は会員種別に応じて多種多様で複雑な料金体型となっています。
但し、サーキットトレーニングだけを見ると、月契約、年契約ともにボディーズがお得な料金設定となっているようです。また、平日限定であればさらにお得に利用することも可能です。
但し、全日利用のボディーズ会員ゲルマニウム温浴付きは11,970円と高額なので、頻繁にゲルマニウム温浴を利用したい場合は、平日限定の「デイ会員」や、会員向けのオプションプランを利用して1回1,000円での利用を検討してみても良いかもしれません。
● ボディーズの詳しい会員プランやオプションプランを見てみる
キャンペーン
● カーブス:無料体験・入会金半額
● ボディーズ:7日間無料お試し・入会金無料
カーブスとボディーズは共に頻繁な入会キャンペーンの開催があります。まず、どちらも無料体験を通じた入会金の半額や無料キャンペーンが行われている場合がほとんどです。
また、カーブスとボディーズ共に店舗毎のキャンペーンとして、入会金プラス月会費の割引や無料といったキャンペーン開催も少なくありません。なので、お住まいの地域のそれぞれの店舗毎に確認されることをオススメします。
● カーブス(Curves)無料体験を申し込む
● ボディーズ(Bodies)「7日間お試し通い」を申し込む
店舗数・営業時間
区分 | カーブス | ボディーズ |
---|---|---|
店舗数・エリア | 全国2,000店舗以上 | 関東・関西・九州26店舗 |
営業時間 | 10:00~13:00、15:00~19:00 | 10:00~22:00 |
カーブスとボディーズの最も大きな違いがコレかもしれません。ダイエット目的や運動目的でフィットネスクラブを利用する場合、その大きな理由付けが「通いやすさ」にあるのは間違いないでしょう。
そういった意味ではカーブスの圧勝です。カーブスは全国2,000店舗以上の展開で、どんな街にもあるのが最大の特徴です。一方のボディーズは店舗展開も限定的で店舗数も多くはありません。しかし、ボディーズの駅近の立地はカーブスにはない特徴です。
但しボディーズに限らず、どんなに良いプログラムであっても、継続して通い続けることができなければ意味がありません。自宅や職場近くに店舗があるのは間違いなくカーブスでしょう。
しかし、そんなカーブスのネックはその営業時間の設定にあります。カーブスはもともと「平日の日中に空き時間がある主婦層」をターゲットとしているため、仕事帰りや土曜の午後もしくは日曜祝日に通いたいようなフルタイムで仕事をされている女性には不向きなサービスです。
一方のボディーズは店舗数や店舗エリアは限られているものの、駅近の立地や長い営業時間は仕事帰りや休日にも通いやすい環境だといえます。つまりは、見つけやすいのはカーブスだけど、通いやすいのはボディーズといった棲み分けができるのではないでしょうか。
カーブスとボディーズそれぞれの対象者【向いてる人】
カーブス:40〜70代のパートや主婦の人
ボディーズ:20〜50代のフルタイムで働いている人や付加価値を求める人
結論、カーブスとボディーズのそれぞれの対象者は上記のような女性ということになります。カーブスとボディーズはマシンの種類に違いはあっても、どちらも油圧式マシンということで、サーキットトレーニング自体の効果に大きな違いはありません。
しかし、その環境や雰囲気には違いがあるのもまた確かです。全国どの街にもあるカーブスに対して店舗エリアが限定的なボディーズですが、どちらもサーキットトレーニングを通じて運動不足の解消やリフレッシュ、さらにはダイエットに特化したサービスは共通するところがあります。
なので、自宅や職場からの近さや通える時間帯をよく考えて、入会を検討するのが良いのではないかと思います。また、それぞれの店舗毎の年齢層や雰囲気はとても大切な要素となりますので、まずは無料体験を上手に利用してみるのが得策ではないでしょうか。
まとめ:継続できる雰囲気かどうかを確かめる
こちらでは、一見すると違いがよくわからないカーブスとボディーズの違いや、それぞれの対象者についてまとめてみましたが参考になったでしょうか。
カーブスとボディーズはとてもよく似たサーキットトレーニングジムですが、対象となるユーザーには違いを感じることができます。また、それぞれの運営側にも対象とする年代層や生活環境にも違いを持たせているようです。
なので、カーブスとボディーズのそれぞれの雰囲気や通いやすさなど、ご自身の生活環境やスタイルに合わせて検討してみることが良いのではないかと思います。まずは、それぞれの無料体験を利用して実際に体験することから始めてみてはと思います。
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