レジャー専用クルマの毎回のオイル交換代金1,6000円(フィルター代込み20,000円)に疑問を抱きながら流され続けて早数年。巷の評判と手軽さでとても気になっていた「オイルチェンジャー」を利用したDIYでのオイル交換を行なってみることにしました。
こちらのページでは、一見面倒だけど自分が好きなオイルの銘柄と、金銭的に大幅なコストカットができる「オイルチェンジャー」を使ったクルマのオイル交換に関する記事となります。ご自身のクルマをDIYでオイル交換を検討される場合には参考になるかも知れません。
オイルチェンジャーの使用方法
2 メインホースに排出用ノズル(6mm)をジョイントする
3 クルマのオイルレベルゲージを引き抜く
4 オイルレベルゲージの穴に排出用ノズルを差し込む
5 オイルチェンジャー本体のハンドルを上下にポンピングする
6 クルマのオイルキャップを外して適量のオイルを注入する
7 排出したオイルは廃油処理箱等に移して廃棄する
オイルチェンジャーを使ったオイル交換は上記の手順で完了します。尚、今回購入したCAPスタイルのオイルチェンジャーには本体に取り付けるメインホース、オイルレベルゲージ穴に差し込む6mm・9mmの2本の排出用ノズルが付いたタイプとなっています。
まず、オイルチェンジャー本体にメインホースをセットします。チェンジャー本体にメインホースを差し込んで、ジョイントロックを時計回りに締め付けて固定します。
メインホース固定後に排出用ノズル(6mm)をジョイントすることでチェンジャー側の準備は完了です。尚、排出用ノズルのジョイントは奥まで差し込むだけでOKです。
チェンジャー側の準備ができたら、クルマのオイルレベルゲージを引き抜きます。
引き抜いたレベルゲージの穴に排出用ノズルをセットします。
排出用ノズルをセットしたら、オイルチェンジャー本体のハンドルを上下にポンピングすることで自動で吸引を開始します。ポンピングは5〜6回程度のポンピングでOKです。
オイルチェンジャーを使ったオイルの吸引作業は以上で完了です。あとはご自身のクルマに合わせて規定量のオイルを注入することでオイル交換作業は完了となります。
尚、排出したオイルはホームセンター等で購入できる廃油処理箱等に移すなど、適切な方法で処理して頂ければと思います。
オイルチェンジャーの注意事
● レベルゲージ穴が小さすぎるクルマは使えない
● SUV等の車高の高いクルマは本体が地面に付かない場合も
オイルチェンジャーを使ったDIYでのオイル交換には上記のような注意が必要かも知れません。まず、そもそもオイルレベルゲージがないクルマには使えません。
筆者の子供のクルマもそうですが、最近のクルマはオイルレベルゲージがないクルマも少なくないようですので、ご自身のクルマの確認が必要かも知れません。
また、オイルレベルゲージ穴が極端に小さいクルマも使えません。筆者自身は内径7mm以下のオイルレベルゲージのクルマは見たことがありませんが、こちらも確認が必要かも知れません。尚、オイルレベルゲージ穴が極端の小さい場合は、そもそもオイルの吸引できるのかは疑問です。
筆者のクルマでは全く問題とはなりませんでしたが、SUV等の車高が高いオイルレベルゲージまでが遠い車体の場合は、オイルチェンジャー本体が地面に付かない場合もあるかも知れません。
但し、この場合には何か台等を置いて嵩上げする事で問題はないのではと思いますが、これもまた確認が必要かも知れません。
CAPスタイル オイルチェンジャーの特徴
● シッカリした造り
● ポンピングが楽
● 5,5Lの大容量
今回購入したCAPスタイルのオイルチェンジャーは上記のような感想を持っています。オイルチェンジャーでは定評のあるCAPスタイル製は口コミ通りの使用感とシッカリした造りで安心感があります。
ポンピングは数回程度ですが片手で楽々の操作感は評判通りではないでしょうか。また、5,5Lを排出する本体容量も満足度が高いオイルチェンジャーではと思います。
但し、5,5L以上のオイル排出を希望する場合には一度の操作では完了しません。また、地面からオイルレベルゲージまでが遠いクルマ等では工夫が必要な場合もあるかもしれません。
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オイルチェンジャーの賢い使い方
オイルチェンジャーを使ったオイルの排出には、ちょっとした工夫を加えることで快適に作業を行うことができますので参考にしてみてください。
冷えたまま、高温のままのオイルは抜かない
エンジンオイルが冷えたままの状態ではオイル粘度が硬いために、上手く吸引ができない可能性があるようです。なので、必ず人肌以上に温まった状態での吸引をおすすめします。
おすすめとしては5〜7分程度アイドリングを行った後が良いでしょう。筆者は5分のアイドリングの後に排出用ノズルをオイルレベルゲージ穴へ挿入しましたが、感覚としては1〜2分程度のアイドリングをプラスした方が良かったかも知れません。
また、走行直後のオイル温度が高温のままの状態での使用もおすすめしません。エンジンを切って10分程度の時間を設けることで適温の状態を作り出すようですので参考にしてみてください。
オイルレベルゲージの長さよりも長く差し込む
オイルレベルゲージの先端はオイルパンの底部に位置しているわけではありません。なので排出用ノズルはオイルレベルゲージよりも5〜7cm程度は長く挿入してください。
尚、オイルパンの底部に排出用ノズルが当たると「コンッ」という感覚があるので判断がつくはずです。
オイルの残りが少なくなったら再度ポンピングする
排出するオイルの残りが少なくなると、排出用ノズルのメインホース接続部付近に空気の混入による気泡が現れます。このような状態の時には再度ポンピングすることで残りのオイルの吸い上げを行います。同時に「ズズ〜ッ」という音も聞こえるのでわかりやすいはずです。
オイルチェンジャー使用後の感想
● ほとんど汚れない
● DIYだから趣味感覚で楽しい
実際にオイルチェンジャーを使ってみての感想は上記の通りです。思ってた以上に簡単で確実なオイル交換となりました。また、オイル交換時はオイル汚れが付きものですが、オイルチェンジャーを使えばまず汚れません。
そして何よりDIYだから趣味感覚で楽しい作業となりました。今回は5L弱のオイルを排出しましたが、とても快適に作業が完了しました。
尚、今回の5L弱のオイルの排出には15分程度の時間がかかりましたので排出時間の参考にして頂ければと思います。
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