最終更新日:2020.4.4
これからのウィンターサーフはサーファーにとっては過酷な環境となってきますが、凛とした空気の中のサーフィンもそれはそれで良いものです。
但し、ウィンターサーフで最も注意しなければならないのが、定期的な入水によって発症してしまうかもしれない「サーファーズイヤー」という耳の病気の存在を忘れてはいけません。
サーファーズイヤーの唯一の防衛策は耳栓をつけることです。とはいえ、どんな耳栓でも良いという訳にもいかないのかもしれません。サーフィンに適した耳栓をチョイスすることがベストな選択となるでしょう。
そこで、多くのサーファーから支持されているのが「SURF EARS」です。今回は、多くのウィンターサーファー御用達「SURF EARS」の最新版「SURF EARS 3.0」に関するレビュー記事となります。
【SURF EARS 3.0】ウィンターサーフの強い味方の特徴
【SURF EARS 3.0】特徴
・音を通すのに水は通さない
・長時間付けても痛くなり難い設計
・耳にフィットするから外れ難い
・リーシュが付いているから外れても失くし難い
・左右が色違いでわかりやすい
・4つのサイズのシリコンソフトのパッド
・2つのサイズのウイング
「SURF EARS」シリーズの大きな特徴は、耳栓なのに音を通して水を通さないことです。なので、波待ちでの友人との会話にもストレスは皆無です。そして、「SURF EARS 3.0」は「SURF EARS 2.0」から大きくアップデートされています。
2.0での「耳に当たって痛い」というユーザーからのフィードバックを反映して、より柔らかな素材を使用しているために長時間の入水でも耳が痛くなり難くなっています。
また、ウィングやコアのチューブ(耳栓部分)の形状も、より自然に耳にフィットするように再設計され外れ難く改良されています。さらにリーシュが付いているから、もし外れても流されて失うこともないでしょう。
そして、2.0から1つ増えて4タイプとなったシリコンソフトパッドと2タイプのウイングによって、大人から子供まですべてのサーファーの耳にフィットするようになっています。
【SURF EARS 3.0】商品詳細
・商品名:Creatures of Leisure/SurfEars 3.0
・ウイング: 2サイズ(ロング×1、ショート×1)
・BUD: 4サイズ (XS、S、M、L)
・付属品:ケース、リーシュ、説明書
・販売元:マニューバーライン
・価格:7,700円(税込)
【SURF EARS 3.0】詳細説明
「SURF EARS 3.0」のシリコン製のケースは、スペアも含め全てのパーツが収まるサイズになっています。出し入れも簡単で通気性も考えられて作られているようです。また、カラビナが付いているから何かと重宝します。
そして、画像ではブルーに見えるプラグが右耳、レッドが左耳用となっています。また、気になるパッドの大きさですが、大人の男性であればMサイズが標準、大人の女性であればSサイズ、もしくはMといったサイズ感です。XSサイズは小学生低学年、もしくは就学前のお子さん向けかなと思える小ささですね。
【SURF EARS 3.0】使用後の感想
・感動するほどの音の透り
・長時間装着も特に気にならない
・リーシュが付いているから不安感が激減
・まったく水が入らない訳ではない
・価格が高額
「SURF EARS 3.0」を使いだすと、もう従来の耳栓には戻れません。まず、透き通るような音の透りに感動するほどです。そして、これまでに使用していた耳栓はサーフ中に何度か外したりしないと違和感を感じていたのに、この「SURF EARS 3.0」は長時間の装着でも特に気になることもなく、サーフ中に外すこともありません。
また、従来の耳栓は外れて失うかもしれない不安がありますが、リーシュが付いているだけで安心感が違います。但し、まったく水が入らない訳ではありませんが、冷たさを感じるようなことではなく「SURF EARS 3.0」を外してわかる程度でした。
今回は、冬サーフの強い味方「SURF EARS 3.0」のレビュー記事をお伝えしてみました。この「SURF EARS 3.0」は、一度使うと従来の耳栓に戻れなくなるほど秀逸な作りの耳栓です。唯一のデメリットといえば、高額なその価格にあるでしょう。とはいえ、サーファーズイヤーの発症リスクを考えると、むしろお得な買い物かもしれません。
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