ブログ運営の収益は広告収入となります。この広告にはクリック報酬型と成果報酬型の2つの広告モデルが存在しています。Googleアドセンスに代表されるクリック報酬型は難易度も低く、初心者ブロガーの方には最もオススメの広告モデルとなります。
一方の成果報酬型の広告モデルは、その難易度は若干高いながらも大きな収益が見込める広告モデルとなっています。なので、ブログ運営の手順や思考を学んだ初心者ブロガーが、次に取り組むべきなのが成果報酬型の広告モデルとなります。
こちらの記事に目を通すことで、この成果報酬型の広告モデルとなる「アフィリエイト」と、それを扱う「アフィリエイター」の全体像を把握する事ができ、実際のブログ運営に落とし込めるのではと思います。
【アフィリエイト】アフィリエイターは情報提供者
企業(商品の宣伝広告を依頼)→ アフィリエイター(情報提供)→ ブログ訪問者(購入)
アフィリエイトの仕組みはザックリ上記のような感じです。例えば、企業が何か商品を売りたいとなった時には、その企業の「営業」さんが商品を販売する店舗や買う人を探すことになりますが、この「営業」さんの役割になるのがアフィリエイターとなります。
具体的には、企業が商品やサービスを売りたいといった場合に、アフィリエイターがブログやサイトでその商品やサービスをブログ訪問者に情報提供して、その記事を読んだ訪問者が「この商品は良さそうだな」と感じて購入することで、企業からアフィリエイターに報酬が支払われる仕組みとなっています。
アフィリエイターは、企業に対して流通を提供している
アフィリエイターの本質的な価値は、企業に対して「流通」を提供しているということにあります。例えば、いろんな会社がある中で、その会社はモノを作るのには長けていても、マーケティングは得意ではない会社もいっぱいあるわけです。
そういう会社がアフィリエイターと組むことによって、ある意味マーケティングに長けているアフィリエイターが消費者のもとに適切な情報を届けることで、その商品やサービスが売れていくといった「流通」を促しているのです。
この企業とアフィリエイターとを繋げているのが、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)です。
【仕組み】アフィリエイターはASPと提携するだけ
① 広告主の企業がASPに商品やサービスのリンクや広告を卸す
② ASPに登録しているアフィリエイターが広告を選択する
商品やサービスを提供したい企業は、ASPにあらゆる商品やサービスのリンクや広告を登録することだできます。また、アフィリエイターはASPと提携することで、数百から数千数万といった広告を扱うことができます。
このように、ASPには広告を掲載してもらいたい企業と、自身のブログやサイトに広告を掲載したいアフィリエイターを仲介をする役割があります。なので、アフィリエイターはASPと提携するだけで、適切な広告を探して掲載することができます。
アフィリエイターから見るアフィリエイトのメリット
● 個人で複数の商品・サービスを扱える
● 場所を選ばずに収入を得られる
● 初期費用がかからない
● 24時間365日働いてくれる
● WEBマーケティングのスキルを学べる
● リスクがない
● 収益の拡大を狙える
アフィリエイトの大きなメリットとなるのが、自身の好きな場所・好きな時間にできるということ。また、その扱う商品やサービスは自身で決められ、初期費用も掛からず在庫や負債を抱える心配もないから、全くのリスクゼロで始められるということです。
一度、ブログやサイトを構築してしまえば、24時間365日ブログやサイトが自分に代わって働いてくれます。同時に、ブログ運営を続けていくことでWEBマーティングスキルも向上していくから、収益の拡大を狙うこともそう難しいものではなくなるハズです。
アフィリエイターから見るアフィリエイトのデメリット
● 成果報酬
● 時間が必要
● モチベーションの維持が必要
● 広告主が撤退する恐れがある
● 孤独な作業
● Googleに依存している
アフィリエイトのデメリットは上記の通りですが、まず一番は成果報酬であるということです。成果が発生しなければ何時間作業しようと、報酬がゼロだということです。また、ブログが育って訪問者が増えるまでに、半年から1年程度の時間が必要になります。
また、その間のモチベーションの維持も必要になります。何よりアフィリエイトは、基本的に個人でやるから孤独な作業を覚悟しなければなりません。そして、これは自身ではどうすることもできないのですが、収益を発生させていた商品やサービスが広告主の都合で、アフィリエイトから撤退するとういこともあります。
さらにWEBサイトやブログは、すべてGoogleに依存しています。Googleの検索結果が全てといっても良いほど、検索結果の順位が自身のブログやサイトの収益に大きな影響を及ぼしてしまします。なので、googleが好むブログ運営が求められるということです。
広告主(企業)から見るアフィリエイトのメリット
● 成果報酬だからリスクが低い
● ネットワーク効果を得られる
● 簡単に販路の拡大ができる
広告主はアフィリエイターが売った分だけの報酬を払えば済むから、自社で社員を雇って商品やサービスを売るよりも、圧倒的にリスクが低いことがあります。また、簡単に販路を拡大することも出来るでしょう。
広告主とアフィリエイターを繋ぐASPには、何万人というアフィリエイターが登録しています。なので、広告主がASPにt登録するだけで、このような何万人ものアフィリエイターを通じて、簡単にネットワーク効果が得られることも大きなメリットとなるでしょう。
広告主(企業)から見たアフィリエイトのデメリット
● 初期費用と月額費用が発生する
● 利益率が低いと難しい
● 適切な報酬単価が必要
広告主はASPに商品やサービスを登録する場合に初期費用はもちろん、毎月一定の月額利用料の支払いも発生してしまいます。なので、利益率が低い商品やサービスでは利益の回収も難しいかもしれません。
また、アフィリエイターに支払う成果報酬も適切な報酬単価の設定がなければ、自社の広告を扱ってもらえるアフィリエイターも集まりません。なので、WEB集客やWEB販売に予算を当てられる広告主に限られる側面もあるでしょう。
まとめ:メリット・デメリット両方あるけど、まずは始めてみる
アフィリエイトはリスクゼロで初期費用もかからず、すぐにでも始められるビジネスモデルとなります。必要なのはネット環境に繋がったPC、あとはブログやサイトを作れば、誰でも始めることができます。
アフィリエイトにも、時間が必要だったり孤独な作業だったりといったデメリットも存在します。とはいえ、アフィリエイトはデメリットとは比較にならない程、魅力的なメリットの存在が大きいのではと思います。また、コツコツ継続することができれば、必ず成果を得られるのもアフィリエイトなのです。
【初心者ブロガーは、この一冊でアフィリエイトの不安が全部消えるでしょう】