最終更新日:2019.12.3
楽天モバイルは格安スマホの中でも、抜群の安定感と料金体系で大変満足度が高いようです。また、ドコモをはじめとする大手キャリアの新料金プランの発表以降、楽天モバイルへと乗り換える方や加入を検討される方が増えてきているようです。
とはいえ、初めての格安スマホとなる「楽天モバイル」への乗り換えや、新規加入時のプラン選択に不安を感じている方もいるのかもしれません。そこでこちらでは、楽天モバイルへの乗り換えや加入時のプラン選択の「スーパーホーダイ・プランS」一択の理由を体験談込みでお伝えします。
目次
楽天モバイルのプラン選択は「スーパーホーダイ・プランS」一択でOKです!
スマホの基本的な料金は「基本プラン」+「データ量」の合計金額で決定されます。楽天モバイルの「基本プラン」には、「スーパーホーダイ」「組み合わせプラン」の2種類があります。ですが、「組み合わせプラン」は無視して「スーパーホーダイ」プラン一択でOKです。
タブレット等の音声通話を伴わないデータ通信のみで利用する場合は、データSIMの取り扱いがある「組み合わせプラン」も選択肢となるでしょうが、通常の「通話」「データ通信」の両方を利用する通常のスマホ使用では「組み合わせプラン」は無視で問題ありません。また、10分以内の国内無料通話も「組み合わせプラン」にはついていません。
【スーパーホーダイ・プランS 料金】
- 楽天会員(2年間)・・・・・・・2,480円(1年契約)/1,980円(2年契約)/1,480円(3年契約)
- 楽天ダイヤモンド会員(2年間)・1,980円(1年契約)/1,480円(2年契約)/980円(3年契約)
楽天モバイルは、その契約年数と会員ランクの違いによって割引価格に違いがあります。なので、最もお得に楽天モバイルを利用するためには「楽天会員」「楽天ダイヤモンド会員」ともに3年契約がお得です。
ですが、この割引価格は2年間のみ有効で2年目以降は「楽天会員」「楽天ダイヤモンド会員」ともに、月額基本料2,980円となりますので注意してください。また、「楽天ダイヤモンド会員」割引は、ランクがダイヤモンド月のみの適用となります。
*楽天非会員であっても無料登録することで「楽天会員」特典を受けることができます。
【スーパーホーダイ・プランS 特徴】
- 高速データ通信容量を使いきっても1Mbpsで利用できる
- 高速データ通信のON/OFFができる
- 10分以内の国内無料通話
- 契約期間終了後はいつ解約しても違約金なし
楽天モバイル「スーパーホーダイ・プランS」の高速通信は2GBのデータ通信量ですが、このデータ通信量を使い切っても1Mbpsの速度を保つために、ストレスのないスマホの利用が可能です。楽天モバイルは料金の安さと共に、この1Mbpsの通信速度での利用も大きな特徴でしょう。
また、高速データ通信のON/OFFの切り替えがOKなのも楽天モバイルの大きなメリットです。ドコモなどの大手キャリアでは問答無用に高速通信が利用され、毎月のデータ量を圧迫して容量オーバー時は128Kbpsの使いもにならない通信速度を食らいます。でも楽天モバイルでは1Mbpsの速度を保つために、速度制限も苦になりません。というか、高速通信は常にOFFでOKです。必要に応じてONにする程度で問題ありません。
例えば、通信が込み合う12:00~13:00、18:00~19:00の時間帯は300Kbpsの速度になりますので、この時間帯での動画等の観覧時には高速通信をONに切り替えたり、動画等のアップロード時にONにするといった使い方で問題ありません。
そして楽天モバイルのデータ通信量プランには、プランS(2GB)~プランLL(24GB)までありますが、プランS以外を選ぶメリットは多くの場合でありません。プランS一択でOKです。また、このプラン変更は加入後いつでも可能ですので自身の使用環境に合わせて、速度300Kbps時の使用状況を考慮してみるのが良いかもしれません。
楽天モバイル唯一の不満は「10分以内の国内無料通話」の仕組み!
楽天モバイル唯一の不満となるのが「10分以内の国内無料通話」の仕組みにあります。この10分以内の無料通話の適用は、次のどちらかの方法を使う必要があります。また、iphoneでは「10分以内の国内無料通話」の適用時には便利機能にひと手間が必要です。
- 「楽天でんわ」アプリから電話する
- 通話番号の先頭に「003768」をつけて発信する
- 着信履歴が残らない
楽天モバイルの10分以内の無料通話の適用は、上記2つの方法以外では適用されません。なので、iphone等の端末純正の電話アプリからの発信では適用されません。また、iphoneでは着信履歴が「楽天でんわ」アプリに反映されませんので、リダイヤル等の使い勝手も良くありません。
例えば、着信履歴から電話しようとした場合には、ちょっとしたストレスとなってしまいます。というのも、連絡先に登録されている場合には「楽天でんわ」→「連絡先」から発信できますが、連絡先に登録されていない着信履歴だったり、一度きりの電話のような場合には「連絡先」に登録して「楽天でんわ」→「連絡先」から発信するか、もしくはキーパッドで「003768」を先頭につけて手打ちする必要もあります。
とはいえ、ちょっと面倒かもですがiphoneの電話アプリの着信履歴から「楽天でんわ」を経由して、発信することができるようになっていますのでご紹介しておきます。
「楽天でんわ」で着信履歴から発信する方法
- iphoneの電話を起動します
- 履歴をタップします
- 発信したい番号の右側の「i」ボタンをタップします
- 履歴情報が表示されますので番号を長押しします
- 表示された「コピー」をタップします
- 「楽天でんわ」を起動します
- 「よく使う項目」にコピーされている番号をタップして発信します
iphoneの場合は「楽天でんわ」に着信履歴が反映されません。なのでiphoneの電話アプリを使って、履歴から「楽天でんわ」にコピーすることで、10分以内の無料通話の適用を受けることができます。
まとめ:楽天モバイルは「スーパーホーダイ・プランS」一択です!但し着信履歴からの発信はひと手間必要!
今回は「楽天モバイル」のプラン選択と「楽天でんわ」のちょっとした、ひと手間についてお伝えしてみましたが参考になったでしょうか。
この「楽天モバイル」は基本料金の安さと同時に、データ通信量超過時の通信速度がドコモをはじめとする大手キャリアにはない大きなメリットです。また、高速通信のON/OFFの切り替えができるのも「楽天モバイル」の大きな特徴です。
この高速通信のON/OFFの切り替えは、切り替え後の速度の違いに違和感が少ないことも、その前提にあるのは間違いありません。そして「楽天モバイル」への切り替えから1,5ヶ月経過した現在、その料金以上にこの高速通信の切り替えとOFF時の通信速度の快適さに比べたら、着信履歴からの発信のひと手間も大きな問題ではありません。
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