最終更新日:2019.12.3
格安スマホの中でも契約者数No,1となるのが「楽天モバイル」です。この「楽天モバイル」は先日のドコモの新プラン発表から、その発表内容に落胆したドコモユーザーの方からの乗り換えが急激に増えているようです。
とはいえ、ドコモをはじめとする大手キャリアからの「楽天モバイル」乗り換えが、すべての人にとって満足のいく結果となるのかは不安なところだろうと思います。
といことで、実際にドコモから「楽天モバイル」へと乗り換えてみて、多くの人が感じている「楽天モバイル」への不安やデメリットは、実際に使ってみてどうだったのかを書いていきます。
目次
楽天モバイル乗り換えに感じていた5つの不安を検証!
お得な格安スマホ「楽天モバイル」ですが、ドコモをはじめとする大手キャリアからの乗り換えには、不安やデメリットと思われる部分があると思います。ということで、実際に「楽天モバイル」を使ってみて、これらの不安やデメリットがどうなのかについてお伝えしていきます。
【不安1】通信速度が遅いのでは?
A・それは感じなかった
「楽天モバイル」はキャリアから間借りしている電波帯域を利用して提供していることから、大元であるキャリアと比べると通信速度が遅くなったり、通信速度が厳しいことがあるとされていますが、実際の感想としてはその違いを感じることはありません。
この「楽天モバイル」での通信速度は、ドコモの時との違いを全く感じません。ドコモから「楽天モバイル」にこっそり切り替えられたとしても、わからないだろうと思います。とはいえ、人によってはランチタイムなどの通信が込み合う場所や時間帯では、通信が遅いと感じることもあるのかもしれません。
【不安2】キャリアメールが使えない?
A・不便には感じなかった
キャリアメールは×××@docomo.ne.jpといったそのキャリアが提供するメールアドレスですが「楽天モバイル」では、このキャリアメールは使えません。ですが、このキャリアメールの不便さは一切ありません。というか、迷惑メールがなくなって良いことばかりです。
というのも、普段のメール連絡には「LINE」「Gメール」を使っていることから、ドコモのキャリアメールが使えないことに不便を感じることがありません。また、私は普段からPCを使っていることもキャリアメールに重要性を感じていないこともあるかもしれません。
【不安3】通話料が高くなるのでは?
A・むしろタダになる
ドコモも楽天モバイルも基本的には30秒/20円の通話料が発生します。但し、キャリアによっては「カケホーダイ」になっていたり、家族間では無料になったりして「楽天モバイル」にすることで通話料が高くなってしまうと思ってしまがちです。
ですが「楽天モバイル」の主流プラン「スーパーホーダイ」では10分間の無料通話がついています。また、ドコモの「カケホーダイ」の加入金を考えると、その料金だけで「楽天モバイル」の基本料金を賄えますので、むしろ通話料は無料だということです。
【不安4】サポートはどう?
A・サポートを受けることはない
ドコモのような大手キャリアは、街の至る所に店舗があって契約やプランを変更したり、わからないことがあれば相談できたりといったサポート面の充実があります。一方で「楽天モバイル」は店舗が極端に少ないです。ですが私は、そもそも店舗でのサポートに期待はしていません。わからないことも調べれば、ほとんどの事が解決します。
また、ドコモなどでは使っている機種によっては代替え機の提供がありますが、私が使っているiphoneではドコモ店舗では何もしてもらえません。iphoneの場合は直接アップルとのやり取りとなることから、ショップの必要性を感じません。そして、機種変更もオンラインショップを利用していましたので尚更です。
【不安5】LINEのID検索できないでしょ?
A・LINEのID検索はしない
「楽天モバイル」のような格安スマホではLINEのID検索を使うことができません。というのも、LINEのID検索には年齢認証が必要ですが「楽天モバイル」では、この年齢認証ができません。
LINEのID検索はLINEで友達を追加する時の方法の一つですが、そもそもLINEで友達を追加する場合は、ふるふるを使ったり誰かに聞いて追加していますので、このID検索が使えないからといって特別困ることもありません。
「楽天モバイル」で予想外に良かったこと!
- 低速だけど1Mbpsの速度は概ね満足!
- 高速通信のON/OFFが切り替えられる!
「楽天モバイル」一押しプラン「スーパーホーダイ」には、契約GB数を使い切っても1Mbpsの速度を使いホーダイで使用することができます。これが、予想以上に快適なのです。
なので普段は、楽天モバイルのSIMアプリを利用して高速通信をOFFにして、外出時にもほとんどGB数を消費しません。但し、アプリ等のダウウンロード時には高速通信が必須ですが、youtube等の動画視聴には多少のラグはあっても、問題なく使用できるレベルです。
例えばドコモの新しいプランでは、契約GB数を消費しても1Mbpsの速度で使いホーダイとなるのは「ギガホ」月額5,980円のプランのみで、「ギガライト」では128kbpsの使い物にならない通信速度を強いられます。
楽天モバイルの不安を解消できない人って?
- 1回10分以上の発信通話を頻繁にされる人
- データ通信速度に妥協できない人
- キャリアメールが必要な人
- 何でもショップに頼る人
- 携帯料金が問題ではない人
楽天モバイルは大手ショッピングサイト「楽天」が運営している格安SIMサービスですが、ドコモのような大手キャリアと比較した場合には不安なことや心配なこともあるようです。また、「楽天モバイル」がすべての人にとって最適だとは言えないでしょう。
1回10分以上の発信通話を頻繁にされる人
大手キャリア、たとえばドコモであれば「カケホーダイ」といった電話し放題のプランがあります。ですが、楽天モバイルには電話し放題のプランはありません。しかし、1回10分以内の発信通話であれば無料で誰とでも通話することができます。
なので、1回10分以上の発信通話を頻繁にされるような人では、せっかく月額基本料が安いのに通話代がその分高ければ、あまり意味がないかもしれません。
データ通信速度に妥協できない人
楽天モバイルのような格安SIMが出たての頃は、大手キャリアとの通信速度に違いがあったようですが、ここ最近ではそういった通信速度の違いを感じることはほとんどありません。
とはいえ、お昼の時間帯や夕方の帰宅の時間帯では大手キャリアと比べて、通信速度が遅いと感じる場合もあるようです。特に、オンラインゲーム等の高速通信を必須とする対戦ゲーム等の屋外での使用は注意が必要かもしれません。
キャリアメールが必要な人
楽天モバイルではキャリアメールが使えません、もちろんキャリアメールでなくてもgmailやyahooメール、icloudメールなどのフリーメールは使えます。ですが、これらのフリーメールはキャリア携帯のメールサービスで「迷惑メールフィルタ」に振り分けられる可能性が高く、ガラケーとなるとほぼ届かない可能性が大です。
なので、ガラケー相手に頻繁にメール連絡をされているような人には向かないのかもしれません。ですがgmailであれば、ドコモのキャリアメールのように、日に何十通もの迷惑メールに悩まされることはなくなります。
何でもショップに頼る人
ドコモのような大手キャリアでは街のあちこちにショップがあって、機種の故障や不具合、わからないことなどのアフターサービスはショップですぐに対応してくれます。その点、「楽天モバイル」は大都市であれば直営ショップもありますが、ほとんどが格安SIM各社を扱う「サポート店」が主流です。
そもそも「楽天モバイル」のような格安SIMは、基本的には自分でインターネット上で契約から変更までをするのが一般的です。ですが「サポート店」でも、契約機種変更も行うことはできます。とはいっても、何かあれば直ぐにショップを頼るような人には多少の不便があるかもしれません。
携帯料金が問題ではない人
そもそも大手キャリアの携帯料金が問題ではない人にとっては「楽天モバイル」への切り替えにはメリットはありませんし、不安をかんじることもないでしょう。また、6月からの大手キャリアの新プランにメリットを感じる人にとっても「楽天モバイル」への乗り換えには意味をなさないでしょう。
まとめ:楽天モバイルは不安があっても工夫次第で解消できる!
「楽天モバイル」のような格安スマホは、ドコモのような大手キャリアからの乗り換えには不安があるものです。また、人によっては乗り換え自体にメリットを感じない人もいるのかもしれません。
ですが、スマホ代を大幅に安くして節約したいと考える方であれば、こちらのページを参考にして「楽天モバイル」に感じる不安の解消に役立てていただければと思います。また、この「楽天モバイル」の不安を解消できる方であれば、大手キャリアに縛られる必要性はないのではないでしょうか。
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